乳幼児股関節に対する被曝のない超音波検査を駆使して、 お子様の先天性股関節脱臼に対して正しい診断並びに適切な治療法の提案をさせていただいております。 またO脚やX脚、歩容異常などに対しても装具療法や経過観察させていただいております。
この経験をもとに股関節に対する治療については保存的な治療方法から骨を切る手術、人工関節までの多種類にわたる治療法の経験からその方にあった治療法を選択し提案させていただいております。人工関節を勧められた患者様の中には手術を希望されない患者さんが多くおいでになることを知っております。これらの患者さんに対しても、人工関節以外の保存療法の可能性を検討し、なるべく患者さんの希望に沿って可能性を追求した治療法を選択しております。
最後に整形外科疾患全てにおいて、常にその状態・原因を極力明確とし、ご本人にその原因を取り除く指導並びに治療の必要性について説明をさせていただいております。